今年もDJIから新型ドローンの発表が相次いでいますね。
ドローン業界でトップシェアを誇るDJIは、革新的な技術を駆使して製品を開発し、コンシューマーモデルから産業用モデルまで、あらゆる用途に対応するさまざまなドローンを次々とリリースしています。
誰でもクリエイターのような空撮が出来る「DJI Mini3 Pro」、機能をシンプルにした初心者にも優しい「DJI Mini3」、農業・建設業界で活躍する「Mavic3 Enterpriseシリーズ」など、それぞれのユーザーに合わせて飛行性能・操作性ともに常にアップデートされています。
本記事では各シリーズの最新モデルや、注目の「Inspire 3」を中心にご紹介していきます。
発売日はいつ?待望の映画撮影向けドローンInspire3が正式発表
2023年4月13日、DJIの公式サイトにて下記記事でご紹介した「Inspire3」がついに正式発表されました。
【DJI Inspire3が発売?価格は?】2023年3月時点リーク情報まとめ
2014年11月にInspire1、2015年9月にInspire1 Pro、2016年11月にInspire 2が発売されてから7年の時を経て、待ちに待った新機種の登場です。
Inspire 2は現在も活躍する現役機種ですが、Inspireシリーズの最新機種はスペックもアップデートされ、今まで以上に映画やCM撮影で大活躍できるドローンになっているようです。
DJI Inspire 3の発売日と販売価格は?
流線形の滑らかな機体デザインで空気抵抗を軽減したInspire3は、「オールイン型8Kカメラ」「未知の世界をその目に」といったインパクトのある言葉が並び、どれほどアップデートされたのか期待が大きくなりますよね。
現在公式サイトでは発売日の記載はないものの、先行予約を受け付けています。
気になる価格は1,769,900円~ですが、ドロサツ!!特別販売プログラムのご用意があるので、お見積りをご希望される場合はコチラからお問合せください。
気になるスペックを一部ご紹介
- 機体重量:3,995g
- サイズ:685~695mm
- ホバリング精度:垂直±0.1mm(ビジョンポジショニング使用時)
水平±0.3mm(ビジョンポジショニング使用時)
- 最大上昇速度:8m/s
- 最大水平速度:94m/s
- 最大風圧抵抗:飛行中14m/s
- 最大飛行時間:28分
- 動作環境温度:-20~40℃
- センサー:35mフルサイズCMOS
- 動画解像度:8K
▼DJI Inspire 3の詳しい情報(DJI公式サイト)はこちら
https://www.dji.com/jp/inspire-3
DJIフラッグシップモデルMavic3から新型モデル登場
DJI Mavic 3が発表されてから早くも1年半が過ぎ、これまでPhantomシリーズ等でしか使用できなかったATTIモードに対応すると発表された「DJI Mavic 3 Classic」が注目を集めています。
ドローンの通常の飛行モードは、GPSやセンサーによって安定化され、自動で位置を補正するため安全に飛行できます。
ATTIモードは、GPS信号が弱かったり、コンパスが干渉を受けている時に自動で切り替わるモードで、機体は自動でブレーキやホバリングが出来なくなり手動で操縦することになります。
空撮の自由度が広がる機能ですが、風や障害物などの影響をより受けやすくなるため、より高度な操縦技術が必要な上級者向けのモードとされています。
さらに2台の送信機で1台のドローンを制御できる、デュアルコントロールにも対応するファームウェアが配布予定となっており、講習機関はPhantomからMavic3への乗り換えの波が起こる気配を感じます。
▼新ファームウェアの情報についてはこちら
【DJI Mavic 3 Classic】ATTIモード・デュアルコントロール対応のお知らせ(講習機関・試験機関向け)
DJI Mavic 3 Proのリーク画像が出回る
そんな中、レンタル人気ナンバー1を誇るMavic 3シリーズの最新機種、DJI Mavic 3 Proのリーク画像がネットに出回り大きな話題になっています。
前回のリーク情報をご紹介した後に、新たに3つのカメラを覆いつくすように取り付けるNDフィルターセットの写真も出てきています。
Inspire3の発表よりもこちらが先か?と予想もありましたが、テストフライトの様子が頻繁に目撃されていたInspire3が先に正式発表されましたね。
Inspire3の先行予約が始まったばかりなので、Mavic 3 Proの発表はもう少し後になりそうです。
従来のモデルとどのような違いがあるのか楽しみですね!
▼現時点のリーク情報は下記記事でも紹介しています
【DJIから新たにMavic 3 Proが登場?】2023年4月現在のリーク情報まとめ
産業用モデルMavic 3 Enterpriseも登場
昨年秋にはMavic3の産業用シリーズ「DJI Mavic 3 Enterprise」「DJI Mavic 3 Thermal」「DJI Mavic 3 Multispectral」も登場したばかりです。
DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズはさまざまな業界で利用されることとを想定した産業用ドローンで、一般ユーザー向けコンシューマー機であるMavicシリーズより高機能なスペックを備えています。
これまでの大型産業用ドローンに比べて小型で携帯性に優れ、コストを抑えて業務を効率的に遂行することが可能になりました。
農業、測量、防災なとの産業に特化しているため、4Kカメラはもちろん機種によっては赤外線カメラを搭載し、安定した飛行で効率的に業務が遂行できるように設計されています。
DJIのフラッグシッププロシューマー機として人気のMavic3が、どこまで進化をしていくのか今後も注目していきたいと思います。
▼DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズの比較記事はこちら
【業務用ドローン入門】DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズ比較
コンシューマー向け最新ドローンDJI Mini 2 SEが発売
DJI Mini3が発表された後になぜMini2?と思った方も多いと思いますが、初めてでも手の届きやすい価格帯で、初心者向けのエントリーモデルという位置づけのコンパクトドローンです。
DJI Mini2 SEの発売により、DJIはさらにドローン業界を一歩リードした感じですね。
プロ向け機材、産業用機材だけでなく、これからドローンを始めていきたいという一般ユーザーをおいていくことなく、これからもあらゆるドローンユーザーに最新技術を提供し続けていくという意思を感じます。
DJI Mini2 SEはわずか249グラムと軽量かつコンパクトな設計で、カバンやポケットに簡単に収納することができ、低価格帯とはいえ十分なスペックでダイナミックな空撮が可能です。
DJI Flyアプリでフライトプランを設定して自動で撮影、アプリ内の多数の撮影モードや編集ツールを使えば、自分だけの動画を簡単に作成することができます。
▼DJI Mini 2 SEの詳細はこちら
【噂のドローンついに日本上陸】DJI Mini2 SEのスペック・販売価格をご紹介
まとめ
DJIは技術力の高さに定評があり、安全性を最優先に高機能なドローンを発表し続けています。
既にネットではDJIタイムスケジュールという予想が出ていることもあり、今後発売される新機種に期待が高まります。
ドローンレンタルのドロサツ‼では、空撮用や産業用ドローン、水中ドローンなど幅広い用途のドローンレンタルが可能です。
個人の方も法人の方も、ドローンのレンタルなら機体保有台数業界No.1のドロサツ‼にご相談ください。
監修者
森本 洸生(もりもと こうき)
株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)
<略歴>
中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。
<所有する資格>
- DJI CAMPスペシャリスト
- DJI CAMPインストラクター
- DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
- 無人航空従事者試験1級
- CRPI公認指導員
- 総飛行時間400時間以上