既に海外では発売済みで、日本での発売が待たれていた「DJI Mini2 SE」が、4月10日に発表・発売されました。
これまで海外の一部エリアで販売されていた「DJI Mini SE」の後継機となる製品で、コンパクトな機体に廉価な価格設定なのも、初心者のドローンの入門編としておすすめできる機種です。
気になる他のMiniシリーズとの比較や、販売価格についてご紹介していきます。
「DJI Mini2 SE」の特徴を簡単にご紹介
「DJI Mini2 SE」の機体重量は249g未満となっていますが、この端数は何か意味があるのでは?と思いますよね。
残念ながら日本では恩恵を受けることができませんが、海外では"250gの壁"が存在するエリアがあり、その規制をぎりぎりクリアする設計になっているわけです。
とはいえ、リンゴ1個分と同じでとても軽く、手のひらサイズで持ち運びが簡単なのはとても嬉しいポイントですよね。
最大10kmのHD動画伝送が可能で、優れた耐干性を備えているため、遠くまで飛ばして撮影した鮮明な動画を手元で簡単に確認することができます
DJI Mini2 SEのスペックは?
次にスペックを一部抜粋してご紹介していきます。
- 機体重量:246g
- サイズ:138×81×58(折り畳み時)245×289×56(展開時)
- 運用限界高度:4000m(海抜)
- 最大飛行時間:31分
- 最大風圧抵抗:10.7m/s(スケール5)
- 最大傾斜度:40°
- 動作環境温度:0~4°
- カメラセンサー:1/2.3インチCOMS、有効画素数12MP
- 動画解像度:2.7K
- デジタルジーム:2.7K 3倍 FHD 4倍
4倍スームでHD動画撮影中も距離や構図を変えて撮影でき、遠くからでもクリアに子供や動物、建物を撮影できるのは安心です。もちろんパノラマ撮影も可能です。
「Mini 2」「Mini 3」と比較して
見た目のサイズ感はほぼ同じです。コンパクトで携帯性に優れているのはMiniシリーズの利点ですね。
これまでMavic MiniやDJI Mini2を使用していた方からすると若干重量を感じるかもしれませんが、DJI Mini 3とほぼ同じ大きさになっています。
最大飛行時間はDJI Mini 2が18分、DJI Mini 3が38分なのに対し、DJI Mini 2 SEとなっています。手軽に空撮を楽しむなら十分な飛行時間といえます。
動画撮影と編集も簡単に
「DJI Mini 2 SE」にもクイックショット機能が搭載されています。
画面をタップするだけで操作できる、クイックショット機能のドローニー、ヘリックス、ロケット、サークル、ブーメランを使うだけで、初心者でも簡単にプロレベルの動画撮影が可能です。
DJI FlyアプリでBGMやフィルターを使った印象的な動画を撮影することができて、SNSですぐに共有できます。
Light Cutを使ってこんなことも
Light CutとはDJIが公式にお勧めしている動画編集アプリです。
リアルタイムでの映像プレビュー、AIを使ったワンタッチ機能で撮影した空撮映像を認識してハイライトシーンを自動で選び出して編集してくれます。
様々なスタイルの動画テンプレートの中から、撮影した動画に最適なものを選びだし、音楽や高価を自動で追加してくれるので、まるでクリエイターが作成したような動画が簡単に作るとこができますよ。
気になるDJI Mini 2 SEの販売価格は?
搭載機能はもちろんですが、一番気になるのは価格ですよね。
DJI Mini2が59,400円から、DJI Mini3は79,750円から購入でき、今回登場した「DJI Mini 2 SE」は53,900円からという価格設定にっています。
十分な機能が搭載されてこの価格は嬉しいですね。
購入するなら予備のバッテリーなどがセットになったフライモアコンボがおすすめです。
■「DJI Mini 2 SE」53,900円
■「DJI Mini 2 SE Fly More コンボ」75,350円
インテリジェントフライトバッテリー×2、2WAY充電ハブ、ショルダーバッグ、プロペラホルダー、予備プロペラが追加されます。
まとめ
DJI Mini 2 SEドローンは、Mavicシリーズよりも小型軽量でありながら、高性能な映像撮影を可能とするDJI Miniシリーズの最新モデルです。
DJI Miniシリーズの中でも価格が低く抑えられているので、気軽にトライできますね。
「ドローン空撮を手軽に始めてみたい」「気軽に操縦練習できるドローンがほしい」という方に是非おすすめしたいモデルです。