ドローンレンタルで安く利用できる初心者向け機体を紹介

近年、飛行性が向上した新しいドローンが続々と発売されており、ドローンの人気が急上昇しています。

本コラムでは、「ドローンの種類がたくさんあり過ぎて、何がどう違うのか分からない」「ドローンレンタルの費用感を知りたい」という方向けに向け、"安く"&"簡単に"使える初心者向けドローンをご紹介いたします。

 

レンタル料金が安いドローンを利用することで、ドローンが初めての方でも気軽にドローンを試せるうえ、購入を検討しているという方も事前に安い料金でお試し利用することができます。

ぜひドローン選びの参考にしてみてください。

 

 

ドローンレンタルの人気が高まっている理由

現在、ドローンのレンタル会社が多数存在し、レンタル方法もインターネット上で簡単に手続きができるため、これまでドローンを全く使ったことがない方でも手軽に利用することができるようになりました。

コスト面を考えても、購入するとなればドローンは高価な機器であるため多額の費用がかかりますが、レンタルを利用することで安い料金でドローンを試すことができます。

従来は自分自身でモノを所有することが一般的でしたが、今では維持費の削減などの理由から、モノは所有よりもシェアする時代へと変わってきています。

せっかく購入しても、使用頻度が少ないのであれば勿体なく感じてしまいますよね。

 

レンタル料金が安いドローンとは?

レンタル料金が安いドローンは小型で軽量な機体のため、使用している部品が少なく製造コストも低いので、販売されている価格自体が安いケースがほとんどです。

とはいえドローンの価格はカメラの性能によって大きく変わるため、高性能なカメラを搭載した機種を購入するとなると、ミニドローンでも50,000円台からのモデルをおすすめします。

ネット通販では数千円台から購入できるようなモデルも多々見受けられますが、飛行の安定性・障害物検知・カメラ性能などをトータルで考えると、初心者の方にはあまりおすすめしません。(破損のリスクが高い&空撮画像に満足できない可能性が高いためです)

一方それなりの価格帯のドローンであれば、たとえミニドローンであっても4K動画対応・障害物センサー搭載など、一般的なドローンに劣らないほどの高性能な機能を備えています。

ドローンの操縦スキルを磨くためにあえて不安定なドローンを選択する場合もありますが、「せっかくなら空撮を楽しみたい」「安全機能があるドローンがほしい」という方には"安すぎるドローン"はあまりお勧めしません。

 

安くレンタルできるドローンの価格帯

先述した通り、ドローンの価格帯は機種の性能によって異なります。

目安としては1泊2日5,000円前後からレンタル可能ですが、レンタル会社によってレンタルのセット内容や保険などのレンタルサポートに違いがあるため、価格比較を行い、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。

特にバッテリーの本数や、充電器(充電ハブ)の有無などを確認しておくことをお勧めします。

 

レンタル料金が安いドローンの特徴

レンタル料金が安いドローンはコンパクトかつ軽量なので携帯性に優れています。小さいものでは手のひらサイズからあり、専用のケースに収納してバッグに入れて持ち運ぶこともできます。

荷物の多い旅先でも携帯しやすいというのは大きなポイントですね。

また、小型ドローンは屋内での利用にも適しており、天候や風の影響を受けずに飛行できるため、ドローンの体験会やプログラミング教室、操縦練習にも活用されています。

【関連記事】
【DJI Mini 3 Pro】超高性能ミニドローンを徹底解剖!Mini2との違いは?価格もご紹介 – Drosatsu

初心者向けおすすめレンタルドローンの紹介

ここからは、初心者の方でも手軽に始められる、安くて使いやすいレンタルドローンをご紹介いいたします。

スペックや特徴と合わせてレンタル料金の目安も載せているので、手軽にドローンを楽しむための情報としてお役立てください。

 

DJI Mini 3 Pro

 

■ドローンのスペック

  • 重量:249g
  • サイズ:145×90×62mm(折り畳み時)171×245×62mm(展開時)
  • 最大風圧抵抗:10.7m/s(スケール5)
  • 最大飛行時間:34分
  • 動作環境温度:-10℃~40℃
  • センサー:1/1.3インチCOMS
  • 動画可解像度:4K
  • デジタルズーム:4K:2倍、2.7K:3倍、FHD:4倍
  • 検知システム:前方、後方、下方


■DJI Mini 3 Proの特徴

2022年5月の発売以来人気の小型ドローンで、大きな特徴は縦型の動画や写真撮影が可能になったことです。

近頃のYouTubeのshort動画やInstagram、TikTokでは縦向きが多く、4K撮影してすぐにSNSでシェアすることができます。

また、モニターが内蔵されたDJI RC送信機に対応していてスマートフォンを使う必要がなく、自分のスマートフォンのバッテリーを気にすることなく撮影できます。

モニター画面もクリアで明るいので、日中の撮影で画面が見えにくいということもありません。

さらにクイックショット機能を使えば、誰でもプロ並みの撮影を体験することができます。

 

▼下記記事で自動追尾機能についてご紹介しています

【DJI Mini 3 Pro使い方講座】自動追尾機能を使いこなそう

 

■ドローンをレンタルする料金の目安

  • 1泊2日5,480円(税込)~
  • 2泊3日7,180円(税込)~

 

▼DJI Mini 3 Proのレンタルページはこちら

DJI Mini 3 Pro基本セット (予備バッテリー2本+充電ハブ付き)

 

DJI Mini 2

 

■ドローンのスペック

  • 重量:199g
  • サイズ:138×81×57mm(折り畳み時)159×202×55mm(展開時)
  • 最大風圧抵抗:8.7~10.5m/s(スケール5)
  • 最大飛行時間:18分
  • 動作環境温度:0℃~40℃
  • センサー:1/2.3インチCOMS
  • 動画可解像度:4K
  • デジタルズーム:4K:2倍、2.7K:3倍、FHD:4倍
  • 検知システム:下方(ホバリング範囲0.5~10m)

 

■DJI Mini2の特徴

りんご1個分より軽く手のひらサイズでコンパクト。

携帯性にすぐれたドローンで、旅行などちょっとしたお出かけに持っていくことができます。

小さくても4Kカメラを搭載し、クイックショットを使えば初心者でも驚くような動画が簡単に撮影できます。

 

■ドローンをレンタルする料金の目安

  • 1泊2日4,980円~(税込)
  • 2泊3日5,780円~(税込)

▼DJI Mini2のレンタルページはこちら

DJI Mini2 基本セット (予備バッテリー2本付き)お手軽ドローンレンタル

DJI Air2s

 

■ドローンのスペック

  • 重量:595g
  • サイズ:180×97×77mm(折り畳み時)183×2253×77mm(展開時)
  • 最大風圧抵抗:10.7m/s(スケール5)
  • 最大飛行時間:31分
  • 動作環境温度:0℃~40℃
  • センサー:1インチCOMS
  • 動画可解像度:4K
  • デジタルズーム:4K30fps:4倍、2.7K60fps:4倍、2.7K30fps:6倍
  • 検知システム:前方、後方、下方、上方


■DJI Air2sの特徴

約10億以上の色を記録して細部まで表現することができ、5.4Kの美しい映像を撮影することができます。

時間と動きが早送りできるハイパープラス機能はワンタッチで撮影でき、パノラマ撮影では目の前の風景をより大きく詳細に表現できます。

クイックショットが進化したマスターショットを搭載し、10種類の異なる飛行撮影をして、自動で短編動画を編集してくれます。

 

▼下記記事で詳しい機能をご紹介しています

【ドローンレンタル初心者向け】DJI Air2sの遊べる機能ご紹介

 

■ドローンをレンタルする料金の目安

  • 1泊2日8,800円~(税込)
  • 2泊3日9,700円~(税込)

 

▼DJI Air2sのレンタルページはこちら

DJI Air2s 基本セット バッテリー計5本付き

ドローンをレンタルする前に知っておきたいこと

手軽にレンタルできるドローンですが、安全に利用するためにはいくか知っておいた方がいい事があります。

 

ドローンの運用についてのルール

国土交通省では、無人航空機の飛行に関するルールを設けています。

下の図の(A)~(D)の空域で飛行させる場合は、国土交通大臣の許可を受ける必要があります。



2022年6月には無人航空機の登録が義務化されました。

100g以上の機体が対象で、所有者を明確にし安全利用するためにのルールなので、違反した場合は罰則が科せられます。

 

レンタルドローンの保険について

ドローンは精密な機械なので、万が一の事故が起きた場合、高額な損害賠償責任が発生する可能性があります。

ドローンの機体や装備品だけでなく、第三者に対する惨害賠償をカバーする保険もあり、レンタルドローンを利用する際には、保険に加入していた方が安心です。

レンタル会社によって付帯されている場合とそうでない場合があるので、しっかり確認する必要があります。

 

ドローンの操縦方法についての注意点

ドローンを飛行させる場所は、周囲に人や建物がいない安全な場所を選ぶことが重要です。

また、風が強いと軽い機体は流されてしまいます。

ドローンの飛行速度は早いので、スティックの倒しすぎに注意してください。

また、飛行前の点検も重要で、例えばプロペラが破損していれば暴走、墜落の危険があります。

レンタルなら機体点検がきちんとされているので、安心して操縦できますね。

 

まとめ

安価なドローンでも、初心者が空撮するのには十分な性能があります。

簡単な操作でプロみたいな撮影がした方は「DJI Mini3 Pro」、お手軽に空撮を楽しみたい方には「DJI Mini2」、がっつり撮影して編集も楽しみたい、または業務で使ってみたい方に「DJI Air2s」をおすすめします。

もっと詳しくドローンについて相談したいという方は、お気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。

ドローンレンタルのドロサツ‼では、空撮用や産業用ドローン、水中ドローンなど幅広い用途のドローンレンタルが可能です。

個人の方も法人の方も、ドローンのレンタルなら機体保有台数業界No.1のドロサツ‼にご相談ください。

監修者

監修者の写真

森本 洸生(もりもと こうき)

株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)

<略歴>

中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。

<所有する資格>

  • DJI CAMPスペシャリスト
  • DJI CAMPインストラクター
  • DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
  • 無人航空従事者試験1級
  • CRPI公認指導員
  • 総飛行時間400時間以上
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