ドローンレンタルによる点検業務のドローン導入事例

世界トップシェアを誇るDJIをはじめ、さまざまなメーカーから赤外線カメラに対応したドローンが登場しています。

ドロサツ!!でも「Matrice 300 RTK+Zenmuse H20T」「Matrice 30T」「Mavic 3 Thermal」「Mavic 2 Enterprise Dual」と、DJI製のサーマルカメラ対応ドローンだけで4種類の取り扱いがあります。

これまではドローンといえば空撮が一般的でしたが、本記事では赤外線カメラの選び方や、ドローンを活用した業務をご紹介していきます。ぜひレンタルの参考にどうぞ。

 

レンタルで根強い人気がある赤外線ドローン

これだけドローンの種類があることからわかる通り、年々赤外線ドローンの需要は高まっています。

特にレンタルのご相談は毎月多数いただいており、ドローンを業務に活用するケースが増えてきていることを実感しますね。

 

レンタルで人気の理由①赤外線ドローンは購入費用が高い

ドローンの飛行性能はここ数年で飛躍的に向上しており、手のひらサイズでも、机サイズの大きなドローンでも安定感は抜群です。

もちろん機種によって障害物の感知機能や、飛行時間のばらつきなどはありますが、DJIのドローンなら初心者でも快適に利用できるモデルばかりです。

 

このように手軽に使える反面、導入の大きなハードルとなるのがドローンの購入費用だといえます。

可視光カメラと呼ばれる通常のカメラと比べて、赤外線カメラは非常に高額になるケースが多く、見積もりをとってみたものの諦めてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ドロサツ!!では保険付きで最短1泊2日から、極力コストを抑えて赤外線撮影を行うことができます。

 

レンタルで人気の理由②ドローンの保守が難しい

ドローンは空飛ぶ精密機械であるため「使って終わり」という使用を繰り返していると、機材の劣化が著しくなります。

定期的な整備メンテナンスを行い、使用しない期間が長い場合も時々テスト起動・フライトを実施するなど、こまめな調整が必要になります。

また総フライト時間に応じて車検のような定期点検を実施することが推奨されているため、レンタルを活用すれば面倒な保守サービスを丸投げできるというメリットがあります。

 

レンタルで人気の理由③新しいドローンが続々と登場する

ドローン業界の進化は非常に目まぐるしく、さまざまなメーカーからコンスタントに新しいドローンが発表されています。

せっかく高額なドローンを買ったのに、そのすぐ後に上位モデルが発表された・・・なんてことも珍しくありません。

レンタルドローンを活用すれば、コストを抑えて最新機種をお試しできますし、オーバースペックなドローンを購入してしまった、という失敗も防ぐことができます。

 

どの赤外線ドローンが最適?レンタルする時の選び方

冒頭でご紹介した通り、DJIから販売されている赤外線ドローンだけでもいろいろあります。

「じゃあ結局どのサーマルカメラを選べばいいの?」という方に向けて、ドローンをレンタルする時のポイントをご紹介します。

 

レンタルで注意するポイント①ドローンのサイズ感

赤外線カメラを搭載したドローンはいわゆる"産業機"というジャンルに振り分けられますが、女性一人でも簡単に持ち運べるサイズ感のものから、何人かで手分けして運ぶような大型機材までさまざまです。

ドローンのサイズ感によってバッテリー容量も大幅に異なり、DJI産業機の最上位モデル「DJI Matrice 300 RTK」のバッテリーは飛行機で持ち運ぶことができません。

 

例えば山の斜面にある太陽光パネルを点検するのであれば、持ち運びに適したサイズ感のドローンが最適ですし、大規模倉庫の外壁点検を行うのであれば、長時間飛行ができる大型産業用ドローンがおすすめです。

 

レンタルで注意するポイント②サーマルカメラの解像度

現在主に使用されている「Matrice 300 RTK+Zenmuse H20T」「Matrice 30T」「Mavic 3 Thermal」においては、正直そこまで大きなカメラ性能の差はありません。(もちろん飛行性能は異なります)

しかし、一世代前のモデル「Mavic 2 Enterprise Dual」や「Zenmuse XT2」等を使用する場合は、事前にカメラスペックが納品データの品質要件を満たしているのか確認することをおすすめします。

赤外線ドローンの価格はカメラ性能によるところが大きいので、安いからという理由だけで選んでしまうと、思ったようなデータが取れなかった・・・という結果になってしまうこともあります。

 

レンタルで注意するポイント③対応しているソフトウェアの確認

赤外線ドローンで撮影したデータをそのまま使用する場合は問題ありませんが、別のソフトウェアで解析をするケースでは、必要なデータが取得できるモデルなのか確認しておく必要があります。

これまではドローンで撮影して終わり、という使われ方が多かったのですが、これからは撮影データを分析していかに活用していくかという点が重要になってきます。

 

赤外線ドローンのレンタル活用アイディア

実際にドロサツ!!をご利用いただいているお客様の事例や、メーカーから発表されている事例をご紹介していきます。

 

レンタルドローン活用例①建物の外壁点検・調査

赤外線カメラといえば、目に見えない情報を瞬時に可視化できるという特徴があります。

建物の壁を撮影すると温度変化を可視化できるため、漏水が発生している箇所や、タイルの浮きにより内部の空気が高温になっている箇所を迅速に把握することができます。

こうした撮影データを活用することにより、わざわざ倉庫の周囲すべてに足場を組む必要がなくなり、コストを大幅に削減することに繋がるのです。

 

▼赤外線ドローンで外壁点検を行った事例はこちら

【事例紹介】DJI Matrice 300 RTKとZenmuse H20Tによる赤外線外壁点検

 

レンタルドローン活用例②太陽光パネルの点検

広大な敷地に設置されていることの多い太陽光パネルですが、ドローンを活用すれば1枚1枚歩きながら点検する手間を省くことができます。

ほとんどの産業機は自動航行に対応している為、いつ誰が撮影しても同じ品質のデータを取得することができるので、従来の属人化していた確認方法よりも精度の高い点検が可能になります。

事前に点群データを取得しておけば、山の斜面など複雑な地形にも対応した正確な飛行ルートを作成できます。

 

レンタルドローン活用例③防犯パトロール・捜索救助活動

赤外線カメラは温度変化を可視化できるため、夜間の防犯パトロールや、捜索救助活動の現場でも活躍します。

スピーカーやスポットライトと組み合わせることで、迅速な誘導が求められる場面や、害獣対策にも活用可能です。

 

まとめ

産業用ドローンはカメラやサイズ感により価格が大幅に異なります。

「こういう使い方をしたいけど、最適なドローンはどれだろう?」「レンタルと購入どちらが安く済むのか相談したい」など、ドローンに関するお悩みごとはぜひドロサツ!!にお問合せください。

運用方法がご心配な場合は、現地でのレクチャーやパイロットを派遣して撮影代行を行うことも可能です。

ドローンレンタルのドロサツ‼では、空撮用や産業用ドローン、水中ドローンなど幅広い用途のドローンレンタルが可能です。

個人の方も法人の方も、ドローンのレンタルなら機体保有台数業界No.1のドロサツ‼にご相談ください。

 

▼産業用ドローンのサポート事例についてはこちら

【DJIドローンレンタル活用事例】測量・外壁点検調査や導入サポートをご紹介

監修者

監修者の写真

森本 洸生(もりもと こうき)

株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)

<略歴>

中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。

<所有する資格>

  • DJI CAMPスペシャリスト
  • DJI CAMPインストラクター
  • DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
  • 無人航空従事者試験1級
  • CRPI公認指導員
  • 総飛行時間400時間以上
一覧に戻る