ドローンの操縦に資格は必要なのか?ドローン免許のとり方解説

昨年12月より、国家資格として新たな免許制度がスタートしたことが大きな話題になりました。

免許制度を導入する前は特に免許や資格は必須ではなく、飛行申請の手続きさえ行えば、比較的自由にドローンを飛行させることが可能でした。

今回の新制度は従来の仕組みと何が違うのか、どういったメリットがあるのか解説していきます。

 

レベルによってドローンを飛ばせる範囲が異なる?

ドローンの飛行は難易度によってレベル分けが行われています。

レベル1だと目視内でマニュアル操作によって飛ばすレベルですが、レベル2になると自立飛行が可能となります。

そしてレベル3からは補助なく目視できない範囲で飛ばすことが可能ですが、レベル4となる有人地域へ補助無しで飛行させることは、これまでのルールでは許可されていませんでした。

しかし、国家資格として免許制度を導入することによって、今後有人地帯へ安全に目視できない状態(レベル4)でも飛ばせるようになります。

 

国家資格(ドローン免許)には2種類ある

ドローン免許の技能証明については、「一等無人航空操縦士」または「二等無人航空操縦士」に分けられています。

これらの資格は有効期間が3年間で、16歳以上であれば取得可能です。

免許を取得するには、国が指定する機関で試験を受けて合格すれば免許を取得することができます。

 

しかし、この免許を取得したからといって誰でもレベル4の飛行が許可されるわけではありません。

一等無人航空操縦士であれば有人区域へ補助無しでドローンを飛行させることができますが、二等無人航空操縦士は禁止されています。

今後レベル4の飛行を視野に入れている方・レベル4の飛行を行うために免許の取得を検討している方は、一等無人航空操縦士の資格を取得する必要がありますのでご注意ください。

 

二等無人航空操縦士資格が設けられている理由

一等無人航空操縦士の場合はレベル4の飛行が可能になるという大きなメリットがありますが、二等無人航空操縦士はどのような利点があるのか疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

 

これまでは民間資格を取得していたとしても、目視外飛行や夜間飛行、人やものと近距離で飛行させる際には許可が必要でした。

しかし、二等無人航空操縦士資格を取得すると、いずれの場合も都度許可申請を行う必要がありません。

許可が下りるまで通常10開庁日~1ヶ月前後の日数がかかってしまうため、レベル4ほどの飛行は行わないが、業務で使う予定が多いという方は二等無人航空操縦士資格を検討してみてはいかがでしょうか。

 

また【国家資格を持っている】ということで、依頼人からの信用を得ることができるため、申請手続き簡略化以外にもメリットを感じられるでしょう。

 

免許を取得する必要がない人とは

趣味で空撮を楽しんでいる、旅行の時だけ使用するという方は、こちらの国家資格を取得することで得られるメリットは少ないかもしれません。

ドローンを飛ばすために免許が必須というわけではないので、これまで通り一定の条件下においてドローンを使用する方に免許は必要ありません。

 

ただし、今後ドローンを活用して仕事を得たりビジネス展開する人にとっては多くの利点がありますので、免許取得に向けてスキルを磨いておくことをおすすめします。

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まとめ

免許制度を導入しレベル4の飛行を実現することによって、国としては労働力不足を解消できると期待しています。

特に慢性的な人手不足が危惧されている業界においては、ドローンをはじめとした新しい技術を積極的に取り入れていく必要があります。

国家資格を活用したビジネスを展開する企業も増えることが予想されるので、今後の動向を注視していきましょう。

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監修者

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森本 洸生(もりもと こうき)

株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)

<略歴>

中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。

<所有する資格>

  • DJI CAMPスペシャリスト
  • DJI CAMPインストラクター
  • DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
  • 無人航空従事者試験1級
  • CRPI公認指導員
  • 総飛行時間400時間以上
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