急速なドローンの普及によって、空からの景色を誰でも手軽に楽しめるようになりました。プロからアマチュアまで大勢の方がドローンを手にして空撮を楽しんでいる一方、初めての方はどのようにドローンを選んだら良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この世の中に、ここまで広く、深く、ドローンの存在が浸透するとは一体誰が想像しえたでしょう。市場にあふれる情報も多いなか、自分に最適なドローンを見つけるのは大変です。
そこで、本記事ではドローンをおすすめのドローン20機種を徹底比較していきたいと思います。気になる飛行時間、カメラ性能など需要なポイントをおさえながら、ぴったりの1台を見つけてくさい。
ドローンの比較方法
ドローンの比較方法はさまざまな軸があり、こだわればこだわるほど無限ループにはまってしまいます。
一般的にドローンの価格は数万円から数十万円と、決してお安い投資ではないので、車を購入するのと同じぐらい悩むことになるかもしれません。後悔する買い物だけは何としても避けたいですよね。
ここでは、どのような部分に絞って比較検討すべきかポイントをご紹介します。
ドローンの種類
ドローンには、家電量販店で手軽に購入できるものから、ネット販売されている高額な機種までいろいろなラインナップがあります。
価格帯の幅は広く、高額な機種になると数百万円ほどのドローンもあります。
主な種類としては、
- トイドローン:明確な線引きはありませんが、本体の重量が100g未満で機体登録制度や飛行規制の対象外となるモデルを指すことが多いです。価格も低価格帯のものが多く、子供のおもちゃや練習用ドローンとして人気があります。
- カメラ付きドローン:空撮用途で使用される一般的に普及しているドローンです。手のひらサイズから大型モデルまで、一般消費者や映像制作に携わるクリエイターなど幅広い人々に利用されています。
- レーシングドローン:高速でアクロバティックな飛行で競技を行うなど、エンターテインメント性に特化したドローンです、操縦者がドローンのカメラ視点からコントロールできる”FPV”と呼ばれるドローンも人気があります。
- 産業用ドローン:高性能なカメラを備えデータ収集に優れており、点検・測量・農業・救助活動・監視などで様々な現場で活用されている大型のドローンです。
カメラの性能
ドローンの使用目的のうち、大部分を占めるのが空撮です。
最近では、本格的なカメラを搭載しながらも初心者でも楽しめる非常にシンプルな操作性のドローンが数多く登場しています。
1万円以下で購入できる安価なトイドローンはカメラが搭載されていない・カメラが固定で向きを変えられない=空撮向きではないモデルも多いので、価格だけでなくカメラ性能で比較されることをお勧めします。(ドローンの価格はカメラの性能に比例します)
操作性・飛行機能
操作性に関してはコントローラーの有無で大幅に変わります。
スマートフォンの画面上で操作するタイプは安価で手軽な一方、指のスライドだけで操作するので慣れるまでに少し時間がかかります。スティック操作と比較すると、思ったような方向に進みにくいと感じることもあるかもしれません。
また飛行性能についてはカメラと同様に、搭載されている機能によって価格帯が変わってきます。
初めての方には、完全なマニュアル操作しかできないドローンよりも、安定したホバリングができるモデルや、障害物検知機能が充実しているモデルをお勧めします。
飛行時間
バッテリー稼働時間も、ドローンを比較する上で重要な要素です。一度の飛行時間が長ければ、より広範囲の撮影や作業が可能になりますね。
ドローンの飛行できる時間は、それこそ機種によってまちまちで、一般的にはホビードローンで、平均約5~10分程度。本格的な産業用ドローンであれば、30~40分以上飛行できるものが増えてきました。
安いからと飛行時間の短いドローンを選んでも、結局バッテリーの追加購入で費用がかさんでしまうということもあります。
ドローンの飛行時間の平均や最長で何時間飛行可能なのかをご紹介
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【ドローンの飛行時間は最長何時間?】飛行時間の長い機種も紹介
便利な機能
メーカーにより多種多様な機能が搭載されているので簡単には比較できませんが、主に以下のような機能が一般的です。
- 自動ホバリング機能:空中で安定した静止ができます。スティックから手を離してもその場でとどまるため、初心者には必須の機能と言えます。
- ヘッドレス機能:操縦者から見た前後左右が機体の向きに関わらずキープできます。これまで一切ラジコン類の操縦経験が無い方、初めてドローンを操縦するお子様に人気の機能です。(慣れている方からするとかえって使いにくいかもしれません)
- リターントゥホーム:一定条件を満たした場合、離陸地点に機体が自動で戻ってくる機能です。バッテリー残量が少なくなった時、機体を見失ってしまった時にも活用できます。
- 障害物検知:飛行ルートの障害物を検知することができます。機種により回避したり、停止したり、細かく動作を設定することもできます。
- 自動追尾機能:被写体をセットしておくと自動で追いかけながら撮影ができます。
ドローンにより違いはありますが、初心者でも安心してドローンを飛ばせるように、様々な機能が搭載されています。
重量
ドローンの重量は機種やタイプによって異なります。
一般的なドローンの重量は、トイドローンでは100g前後、コンシューマー機では100g以上から2kg前後で、一般的なカメラ付きドローンは最低でもこのくらいの重量になります。
産業用ドローンは大型の機体が一般的なので、10kgを超えるような機体も珍しくありません。
また、オプションなどの装備によって重量は変化するので、持ち運びや利用環境を考え適切な機体を選ぶようにしましょう。
ドローンの重量は航空法や規制に関わる要素なので、非常に重要です。
従来は200gに満たないドローンは航空法の適用外とされていましたが、現在は適用外となるドローンの重量が100gまで引き下げられています。
100g未満のドローンのメリット・デメリット
100g未満のドローンを使用するメリットは、価格の安さと手軽さと言えるのではないでしょうか。
ネットで数千円から購入でき、わずか50g程度であれば持ち運びの煩わしさは一切感じません。現時点では航空法の規制対象外であるため、規制対象ドローンと比べると非常に自由度高く操縦することができます。
デメリットとしては、小型・軽量ゆえの不安定さが挙げられます。
このサイズのドローンを屋外で飛ばすことは非常に難しく、少しの風でも流されて墜落してしまうリスクがあります。
またこの軽量なドローンには高性能なカメラを搭載することができない為、そもそもカメラ自体がないモデルや、カメラが付いていたとしても簡易的なスペックのものであることが多いでしょう。
機体が小さい分、搭載できるバッテリーにも制約があるため、飛行時間が短くなってしまうという点にも注意が必要です。
100g以上のドローンのメリット・デメリット
100g以上のドローンのメリットとしては、機体が大きいほどより高性能なカメラ、センサーや大容量のバッテリーを搭載するこができるという点が挙げられます。
4Kや8Kに対応しているドローンは、100g以上・1kg未満から手に入りやすくなります。ある程度重量があるため、大きなプロペラと組み合わせることで耐風性能も向上し、屋外で気軽に空撮を楽しむことができます。
デメリットとしては、100g以上の機体は航空法の規制対象になるので、機体登録や各種手続きが必要になります。重量が大きくなるので、小型ドローンに比べると持ち運びが不便に感じるかもしれませんね。
モーターとプロペラが大きい分飛行時の音も大きくなるので、飛ばす環境によっては騒音に注意する必要があります。
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ドローンの重量にともなう規制を紹介
ドローンの人気メーカー5選
さて、ドローンを飛ばしてみたいけどちょっと二の足を踏んでいらっしゃる方々に向けて、初心者にも優しい機能を兼ね備えた製品を取り扱っているメーカーをご紹介致します。
DJI
DJIは2006年に創業した、中国に本社を置く世界最大のドローンメーカーです。ドローンといえばDJIというほど市場の大半を占めています。
カメラドローン、産業用ドローンからアクションカメラ、教育用ロボットまで幅広く取り扱っています。
日本国内では“日本法人DJI JAPAN”として品川にオフィスを構え、中国本社を除けば最大規模を誇る開発拠点となっています。
戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズといった特撮モノや、ニュース、バラエティー、様々なTV CMでもDJIのドローンが撮影に使われており、空撮映像をテレビで見たことのある方も多いのではないでしょうか。
<DJI公式ウェブサイトはこちら>
Skydio
Skydio(スカイディオ)はアメリカに本社を置くドローンメーカーで、DJIと並ぶ業界の主要な企業として知られています。
Skydio社の強みは自立飛行技術Skydio Autonomyで、上下6つに搭載されたカメラで、周囲360°を認識、その情報をAIが認識、判断し障害物を自立的回避します。この技術とdocomo sky Cloudを組み合わせ、ドローンを活用した業務全体をサポートしています。
現在Skydioのドローンは建設・土木・電力・通信・自動車といった企業向けの産業ドローンとして活用されています。
『自立飛行により、正解を生産的に、よりクリエイティブに、そしてより安全にする』を掲げ、アメリカと日本国内の二か国で600人以上の従業員が働いています。
<スカイディオ公式ウェブサイトはこちら>
Parrot
Parrot(パロット)は1994年創業のフランスのメーカーで、ドローンの先駆者であり、業界では老舗メーカーとして知られています。
2019年にミニドローンから撤退し、ハイエンドドローンに方針転換しました。
独自の開発技術で消費者向けの優れたドローンを製造販売しており、Bluetoothスピーカーなど電子機器の提供もしています。同社開発のANAFIシリーズは高評価で一定のシェアを確立しています。
現在日本に直営店舗はなく、代理店での取り扱いになります。
<パロット公式ウェブサイトはこちら>
3Drobotics
3Droboticsは2009年に創業した、かつてはアメリカを代表するドローンメーカーでした。
ドローンの開発に力を注ぎ、2015年には産業用ドローン「Solo」を発表しましたが、個人向けサービスの提供から撤退し、企業向けのソフトウェアの開発に力を入れるようになりました。
2016年にはソニー製のカメラを搭載した「SiteScan」を発売し、測量や点検業務を行う建設業界において、世界三大メーカーのひとつとしての地位を確立しています。
G-FORCE
G-FORCE(ジーフォース)は2013年に創立した、東京に本社を構えるラジコンで有名なメーカーです。
海外製品の輸入販売の他に自社で開発した製品の販売も行っています。
登録義務化の対象外となる機体重量が100g未満の小型ドローンが豊富にあり、初心者にとっては最適なドローンだと言えます。
レース用のモデルなど、一般的な空撮機体とは違ったデザインのドローンも数多く発表しています。
<株式会社ジーフォース公式ウェブサイトはこちら>
RYZE
RYZEは「世界一楽しいドローン」作るという考えで、2017年にDJIと提携して設立された中国のドローンメーカーです。子供でも手軽に使える小型のドローンを開発・販売しています。
RYZE初のドローンはDJIとIntelから技術提供を受けて開発された超軽量トイドローン「Tello(テロ)」です。
遊びながらプログラミングを学べる「Tello EDU」は教育機関向けに開発されており、小学生向けの体験教室などで人気があります。
HDカメラは搭載されているので、鳥になったような気分で空撮を楽しむこともできます。
【100グラム未満】ドローンの人気モデル
使いやすくて簡単に空撮が楽しめる小型のドローンは、子供から大人まで幅広い層に人気です。
小型ゆえに室内で飛行も可能で、屋外の飛行に関してもリモートIDや機体登録は必要なく、細かい規制の対象外になる部分が多いので、気軽に楽しむことができます。
どのような100g未満の機体があるのか見ていきましょう。
DJI Tello
先ほどご紹介したRYZE社のドローンで、室内でも安全に飛ばせるサイズで難しい操作は不要、低価格で高性能と人気が高い小型ドローンです。子供から大人まで皆が楽しむことができ、家電量販店やネットで簡単に購入できるのも魅力ですね。
Telloはドローン市場で7割のシェアを占める大手DJIのフライトコントロール技術の提供を受けおり、このサイズ感でもホバリングの精度には定評があります。またHDカメラを搭載しているので、空撮の入門用としてもお勧めです。
操作はスマホ画面をタッチするだけなので、初めての方でもすぐに操縦が楽しめるようになります。手のひらから離着するモードが備わっているほど安全ということですね。
Telloはただ飛ばすだけではなく、プログラミングも学べちゃう楽しいドローンです。お子様へのプレゼントにも良いのではないでしょうか。
- 重量:約870g
- サイズ:98×92.5×41mm
- プロペラ:3インチ
- 最大飛行距離:100m
- 最大速度:8m/s
- 最大高度:30m
- カメラ:写真5MP/動画MP4
<Telloの製品情報はこちら>
Holy Stoneミニドローン HS420
手ごろな価格のカメラ付き子供向けの小型ミニドローンです。バッテリーを装着しても、重量僅か46g軽量故の利便性も持っています。
手のひらに収まるミニサイズの為屋外の飛行はもちろん、狭い廊下をすり抜け、複雑な飛行も実現!楽しさ抜群です。空撮映像はややおちますが、スマホから飛んでくる映像を見るなら問題ありません。
- 重量:46g
- サイズ:84×90×34mm
- 最大飛行時間:6分
- カメラ:HD12807×720p
- FPV映像の距離:20m~30m
- 送信機で操作距離:100m
Holytone HT25 ドローン
こちらも100g未満ながらFPVカメラを搭載しているドローンです。
1080Pカメラと2・4GHz Wi-Fi FPVリアルタイム伝送により、高解像の動画と写真をスマホに記録できます。スマホに無料アプリをインストールすれば、FRV でドローンが満ちる視界を常に把握できるので、撮りたい瞬間を逃しません。
また、ドローンを上にあげることで離陸できる「放り投げ離陸」、自分視点で操作できる「ヘッドレスモード」、機体のバッテリーが少なくなるとLEDで知らせてくれる「低電圧モード」機能があります。
- 重量57g
- サイズ:88×55×45mm(折りたたみ時)/ 134×126×45mm(展開時)
- 最大飛行時間:11分
- FPV映像の距離:約30m
- 送信機で操縦距離:約30m
- カメラ:写真1920×1080p/動画1280×720p
Holy StoneミニドローンHS210
プロのスクールでも練習機として使用され、標準的なドローンの操縦基本操作の練習が出来ます。手のひらサイズなので家族一緒に遊べます。コントローラーの操作もシンプルなので子供の入門編としても大変使い勝手が良いですね。ただし、カメラは付いていません。
オートホバリング機能、ヘッドレスモード、三段階スピード調整機能、緊急停止機能が付いています。
- 重量:21.8g
- サイズ:8×8×3cm
- 最大飛行時間:7分
DEERC カメラ付きミニドローン D23
プロペラガードにLEDを内蔵し、機体を美しく光らせる機能を持っています。発光パターンもコントロールできます。水平に投げると自動的に戻るブーメランモードや、3Dフリップボタンで360°宙返りもできたりと、アクロバティックな動きを楽しめる多機能なドローンです。
- 重量:53g
- サイズ:124×133×36mm
- 最大飛行時間7分
- FPV映像の距離:50m~80m
- 送信機で操縦距離:30m~50m
Holy Stone 小型ドローンHS450
体感操作は、送信機操作と違い手のひらに機体を置くと点灯。さらに機体をゆっくり上空に投げるとテイクオフします。
とても簡単なので、初心者でも飛行する事が出来ます。四つのプロペラガードが付いているのでドローンがぶつかって壊れるリスクも少なく高速飛行の衝撃から人を守ります。
小型ながら障害物回避機能があり、ボタンひとつで360°宙返りも出来ます。なかなか多機能なドローンです。ただしカメラ機能はありません。
- 重量:35g
- サイズ:83×89×39mm
- 最大飛行時間18分
Tomzon A31ドローン
機体の大きさは手のひらより少し大きいサイズでプロペラの下にLEDがあり、暗い所で飛ばすときらきらとして楽しいドローンです。機体前方にカメラらしきものが付いてますがダミーです。
最高のトイドローンTomzon A31は、子供と初心者のために設計されています。
- 重量:68g
- サイズ:127×158×42mm
- 最大飛行時間:6~8分
- 操作距離:100m
Holyton HT20
子供用ドローンでプロペラの上部にもプロペラガードが付いているので、小さい子供でも安心して遊ぶことができます。
手投げモード、ヘッドレスモード、緊急停止機能が付いているから安心して室内で子供と飛ばすのにいいですね。カメラは付いていません。
- 重量:31g
- 最大飛行時間:7分
- 操作距離:50m
Holy Stone 対戦型ドローンHS450‐B
2台をセット販売で、赤外線使った対戦ができます。送信機で操作をして赤外線を出し、相手の機体に充てることができます。相手に赤外線があたることでいろいろな動きをします。
この斬新な近未来的なデザインには賛否両論起きそう。ワンキーボタンで簡単に離着陸出来ます。トイドローンの進化を感じさせる安定したホバリング。最新機能である障害物センサーを使った回避行動は大人も子供も充分楽しむ事が出来ると思われます。こちらもカメラは付いていません。
- 重量:35g
- サイズ:8.3×8.9×3.9cm
- 最大飛行時間:約6分
- 操作距離:50m
Holy Stone トイドローンHS160
自動高度維持機能で安定したホバリング。専用アプリで映像を確認しながら動画や写真撮影が出来ます。高解像度な720Pカメラ搭載しており、スマホのタッチ操作で操縦可能。
スマホを傾ける直感的操縦も体感できるうえに、操縦レベルに合わせて切り替え可能な4段階のスピード調整もついており、ラジコン感覚で飛行を楽しみたい人にはお勧めです。
ただし機体が軽くパワーが弱いので、屋外飛行は風速3m以上だと厳しい、という口コミもありました。
- 重量:83.5g
- サイズ:170×160×34mm
- 最大飛行時間:約6分
- 伝送距離:50m
- 画質:720p 128×720(ジンバルなし)
- FPV飛行可能
- 飛行時間:14分
【100g以上】ドローンの人気モデル
100g以上の重量を持つドローンは、機体登録制度の対象となります。
一部のトイドローンを除き、本格的にドローンを操縦することになれば機体登録制度の手間を考えても、100g以上のドローンを選択することをおすすめします。
DJI Mini 3/DJI Mini 3 Pro
超小型で高性能、人気のDJI Miniシリーズ最新モデルです。
どちらもホバリング機能の安定性は高く、モニター付きのDJI RC送信機に対応しています。
モニター付きなのでスマートフォンを取り付ける必要が無く、充電も気にせず操作することができます。直射日光の下でも画面がクリアに見えるので操縦のしやすさは抜群です。また、SNSの投稿にぴたりの縦型サイズの撮影ができるのも共通ですね。
DJI Mini 3 Proは写真モードで1200万画素と4800万画素を切り替えることができるので、細部まではっきりくっきり撮影することができます。また障害物検知機能センサーによって自動追尾機能が使えるという利点があります。
[DJI Mini 3]
- 重量:248g
- サイズ:148×90×62mm(折りたたみ時)/ 251×362×72mm(展開時)
- 最大飛行時間:38分(インテリジェントフライトバッテリー)
- 最大航続距離:51分(インテリジェントフライトバッテリーPlus)
- 最大風圧抵抗:10.7m/s
- カメラ:1/1.3インチCOMOS 有効画素数48MP
- 最大静止画像サイズ:8064×6048
- 動画解像度:4K
- デジタルズーム:4K=2倍、2.7K=3倍、FHD=4倍
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:下方
[DJI Mini 3 Pro]
- 重量:249g
- サイズ:154×245×62mm(折りたたみ時)/ 251×362×70mm(展開時)
- 最大飛行時間:34分(インテリジェントフライトバッテリー)
- 最大航続距離:47分(インテリジェントフライトバッテリーPlus)
- 最大風圧抵抗:10.7m/s
- カメラ:1/1.3インチCOMOS 有効画素数48MP
- 最大静止画像サイズ:8064×6048
- 動画解像度:4K
- デジタルズーム:4K=2倍、2.7K=3倍、FHD=4倍
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:前方・後方・下方
DJI Mini 2 SE/DJI Mini 2
DJI Mini 2 SEはDJI Mini 2の廉価版になります。廉価版といってもそれほど価格差はなく、機体の重さもDJI Mini 2 SEのほうがありますがわずか47gという差なのでそれほど気になることではないでしょう。
大きな違いは動画の解像度でDJI Mini 2のほうがクリアで綺麗な画質になりますが、飛行時間はDJI Mini 2 SE半分弱になっています。
飛行時間を優先するならDJI Mini 2 SE、動画の綺麗さを優先するならDJI Mini 2と考えていいと思います。
[DJI Mini 2 SE]
- 重量:246g
- サイズ:138×81×58mm(折りたたみ時)/ 245×289×56mm(展開時)
- 最大飛行時間:31分
- 最大航続距離:15.7km
- 最大風圧抵抗:10.7m/s
- カメラ:1/2.3インチCOMOS 有効画素数12MP
- 最大静止画像サイズ:4000×3000
- 動画解像度:2.7K
- デジタルズーム:2.7K=3倍、FHD=4倍
- 動作環境温度:0℃~40℃
- 検知:下方
[DJI Mini 2]
- 重量:199g
- サイズ:138×81×57mm(折りたたみ時)/ 159×202×55mm(展開時)
- 最大飛行時間:18分
- 最大航続距離:8.9km
- 最大風圧抵抗:8.5-10.5m/s
- カメラ:1/2.3インチCOMOS 有効画素数12MP
- 最大静止画像サイズ:4000×3000
- 動画解像度:4K
- デジタルズーム:4K=2倍、2.7K=3倍、FHD=4倍
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:下方
DJI Mavic 3 Pro/ DJI Mavic 3 Classic
DJI Mavic 3 ProはDJIの人気シリーズMavicの最上位クラスになります。
最もグレードが高いのはDJI Mavic 3 Pro Cineで、クリエイター向けのプロフェッショナルドローンという位置づけです。
Mavic 3 ProはDJI初の2つのカメラを搭載し、望遠機能はデジタルズームではなく光学ズームで撮影できるので画像が粗くなることはありません。
ドローンの価格はカメラの性能に比例するので、3つのカメラを搭載したDJI Mavic 3 Pro/と1つのカメラを搭載したDJI Mavic 3 Classicでは、5万円ほどの価格差があります。
[DJI Mavic 3 Pro]
- 重量:Mavic 3 Pro 958g / Mavic 3 Cine 963g
- サイズ:234×98×95.4mm(折りたたみ時)/ 347.5×290.8×107.7mm(展開時)
- 最大飛行時間:43分
- 最大風圧抵抗:12m/s
- 内部ストレージ:Mavic 3 Pro 8GB / Mavic 3 Cine 1TB
- カメラ:Hasselbladカメラ 4/3形COMOS 有効画素数20MP / 中望遠カメラ 1/1.3インチCOMS 有効画素数48MP / 望遠カメラ 1/2インチCOMS 有効画素数12MP
- 最大静止画像サイズ:Hasselbladカメラ 5280×3956 / 中望遠カメラ 8064×6048 / 望遠カメラ 4000×3000
- 動画解像度:5.1K
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:前方・後方・側方・上方・下方
[DJI Mavic 3 Classic]
- 重量:895g
- サイズ:221×96.3×90.3mm(折りたたみ時)/ 347×283×107.7mm(展開時)
- 最大飛行時間:46分
- 最大風圧抵抗:12m/s
- 内部スティック:8GB
- カメラ:4/3型COMOS 有効画素数20MP
- 最大静止画像サイズ:5280×3956 / 5472×3078(16:9)
- 動画解像度:5.1K
- デジタルズーム:3倍(動画のみ)
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:前方・後方・側方・上方¥下方
DJI Air 2S
1インチセンサーで5.4Kという高解像度な撮影ができる人気のドローンです。
インテリジェントHDR技術によって、複数枚の撮影画像を自動で合成し、絶妙な色を再現します。
時間と動きが早送りされるハイパープラス映像などクリエイターのような画像が簡単に撮影できる機能がたくさんあります。
- 重量:595g
- サイズ:180×97×77mm(折りたたみ時)/ 183×253×77mm(展開時)
- 最大飛行時間:31分
- 最大航続距離:18.5km
- 最大風圧抵抗:10.7m/s
- カメラ:1インチCOMOS 有効画素数20MP
- 最大静止画像サイズ:5742×3648(3:2)/ 5472×3078(16:9)
- 静止画モード:シングルショット・バーストショット・HDR・垂直・広角・180°・スフィア
- 動画解像度:5.4K
- 動画静止サイズ:5742×3648(3:2)/ 5472×3078(16:9)
- デジタルズーム:4K=4倍、2.7K=60fps 4倍、2.7K=30fps 6倍、1080p=60fps 6倍、1080p=30fps 8倍
- 動作環境温度:0℃~40℃
- 検知:前方・後方・上方・下方
DJI Inspire 3
フルサイズセンサーを搭載した小型カメラは、明るいところから暗い場所まで色の幅と黒潰れがなくとても高画質な8K撮影ができます。映画・CMの撮影で大活躍のドローンです。
- 重量:3995g
- 運用限界高度:標準プロペラ 3800m / 高地用プロペラ 7000m
- 飛行時間:28分(ランディングギアが下がった状態) / 26分(ランディングギアが上がった状態)
- 最大風圧抵抗:離陸時 12m/s / 飛行中 14m/s
- センサー:35mmフルサイズCOMS
- 最大解像度:写真8912×5456 / 8912×4320
- 操作モード:撮影・録画・再生
- 動作環境温度:-20℃~40℃
- 検知:前方・後方・側方・上方・下方
DJI FPV
他のDJIドローンと同じ感覚で操縦できますが、アクションカメラのような画像とジンバルの性能の違いから、撮影できる映像は違うものになります。
FPVとは“First Person View”の略で一人称視点という意味になります。FPVはゴーグルを装着して操縦しますが、ゴーグルにはドローンのカメラからの映像がリアルタイムで送られてくるので、鳥になって空を飛んでいるような体験ができます。
- 重量:795g
- サイズ:255×312×127(プロペラあり)/ 178×232×127(プロペラなし)
- 最大飛行時間:20分
- 最大航続距離:16.8km
- カメラ:1/2.3インチCOMOS 有効画素数12MP
- 最大静止画像サイズ:3840×2160
- 動画解像度:4K 3840×2160 / FHD 1920×1080
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 検知:前方・下方
Phantom 4 RTK
Phantom 4 RTKは低高度で正確な地図作成ができる測量技術に特化したドローンです。
内臓のアプリとRTKデーアタを簡単に収集できるツールによって、測量・マッピンク・調査など簡単にこなすことができます。さらに、cm4レベルの測位データをリアルタイムで伝送しまず。
- 重量:1391g
- 対角寸:350mm
- 最大飛行時間:30分
- カメラ:1インチCOMOS 有効画素数20MP
- 最大静止画像サイズ:4864×3648(4:3) / 5472×3648(3:2)
- 動画撮影モード:4K
- 動作環境温度:0℃~40℃
- 検知:前方・後方・下方
Parrot ANAFI
フランス製のドローンの傑作機。米軍、自衛隊に正式採用されたこれまでのドローンでは実現不可能な高レベルな飛行安定性を実現しています。
初心者から業務利用まで幅広いユーザーに選ばれています。
- 重量:320g
- サイズ:244×67×55(折りたたみ時)/ 175×240×65(展開時)
- 最大飛行時間:25分
- 最大速度:55km
- 最大風圧:16.6m/s
- カメラ:COMOS 有効画素数MP
- 動画解像度:4K/25fps
Skydio 2+/Skydio X2
Skydio 2+は、VisualSLAM技術を用いることでAIが全方位の障害物を認識して回避。最適な自律飛行を実現しています。
マニュアル操作では困難な、狭所、ビル、工場といったGPSの効かない環境のもとでも安定した飛行が可能です。
Skydio X2は、Skydio 2+を基に、よりミッションに最適化したパフォーマンスが期待できます。可視光カメラの他に赤外線カメラも搭載。昼夜を問わない追跡や監視も可能です。
カメラの機能も高性能で可視光カメラと赤外線カメラの映像を掛け合わせて100倍までデジタルズームができ、全方位ビューを作成、他に比類なき状況認識を実現できます。
[Skydio 2+]
- 重量:800g
- サイズ:229×274×126mm
- 最大飛行時間:27分
- 最大速度:58km
- 動作環境温度:-5℃~40℃
- 検知:全方位(魚眼レンズ×上下6)
[Skydio X2]
- 重量:1325g
- サイズ:302×141×91(折りたたみ時)/ 663×569×211(展開時)
- 最大飛行時間:35分
- カメラ:可視カメラ 動画4K/60fps 16倍デジタルズーム / 赤外線カメラ FLIR Boson 320p 8倍ズームカメラ
- 検知:全方位(魚眼レンズ×上下6)
まとめ
近年、一般消費者向けのドローンが様々なメーカーから短いスパンで多数登場しており、最新情報を追いかけるだけでも大変です。
しかしドローンは決して安い買い物ではない為、後悔しないようにしっかり比較して選びたいですよね。
操作感を確認したい、サイズ感を見ておきたいという方には、購入前にお試しでレンタルしてみるのもお勧めです。
自分に合ったぴったりの1台を見つけてみてください。
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監修者

森本 洸生(もりもと こうき)
株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)
<略歴>
中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。
<所有する資格>
- DJI CAMPスペシャリスト
- DJI CAMPインストラクター
- DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
- 無人航空従事者試験1級
- CRPI公認指導員
- 総飛行時間400時間以上