最新の空撮ドローンMavic3についてのよくある質問

2021年11月に発売されて以来、コンシューマー向けドローンの最上位機種として圧倒的人気を誇る「DJI Mavic 3」。

ドロサツ!!にも毎日のようにレンタルや購入のお問合せをいただいています。

従来のモデルに比べて機体の安定性や操作性は格段に向上し、初心者にも操縦しやすいプロフェッショナルな機材ということで、非常にご好評いただいています。

 

しかし、DJI Mavic 3シリーズは価格帯の異なるさまざまなモデルが登場しており、「機種毎に何が違うの?」「Mavic 2から乗り換えたほうが良いの?」といったご質問を数多く頂戴しています。

そこで今回は、DJI Mavic 3に関するよくある質問や、従来モデルとの比較などをまとめてご紹介します。

ぜひレンタルドローン選びの参考にしてみてください。

 

【レンタル人気No.1】DJI Mavic 3の特徴

Mavicシリーズの最新機種である「DJI Mavic 3」は、前モデルのMavic2よりもあらゆる機能が大幅にアップデートし、DJIのフラッグシップモデルとして人気を博しています。

コンシューマー向けというカテゴリであるものの、映像制作会社やクリエイターなども満足できる、プロフェッショナルレベルまで進化を遂げたドローンです。

 

DJI Mavic 2と比較して具体的に何が変わったの?

「DJI Mavic3」はDJI Mavic2と比べてカメラ性能が大幅にグレードアップしています。

4/3型CMOSHasselbladカメラと軽量で焦点距離24mmの望遠カメラを搭載し、4K、5.1Kでも動画撮影が可能になりました。

またApple ProRes 422 HQ、Apple ProRes 422、Apple ProRes 422 LTコーデックにも対応しているので、さらに高画質の映像を撮影できること、後処理工程での選択の幅が広がってより素晴らしい映像を作ることができます。

 

飛行時間は46分に延長され、大型プロジェクトでの使い勝手が向上したこともレンタルで人気を集めている理由の一つです。

全方向に障害物検知機能も搭載されており、ドローンの扱いに慣れていない方でも安心・安全に操縦できるモデルと言えます。

 

DJI Mavic 3シリーズの各モデルについて知りたい

前述の通り、DJI Mavic 3と名の付くモデルは複数登場しています。

大きく分けてコンシューマー機と産業機の2種類がありますが、いずれもベースはMavic 3なのでコンパクトで携帯性に優れているのが特徴です。

 

▼コンシューマー機(一般ユーザー向けドローン) 

  • DJI Mavic 3:4/3型CMOSカメラを搭載し、プロレベルのコンテンツを制作することが可能です。全方向危険回避システムに対応しています。
  • DJI Mavic 3 Cine:Mavic 3の内部ストレージ8GBに対し、1TBと大幅アップしたSSDを内蔵してしているため、高速のデータ保存が可能です。動画フォーマットの容量も大きくなっています。
  • DJI Mavic 3 Classic:Mavic3の機能はそのままに、望遠レンズを除いた仕様でMavic3の廉価版になります。

 

▼産業機(業務向けドローン)

  • DJI Mavic3 Enterprise:測量や点検を手軽に出来る業務用小型ドローンでメカニカルシャッター、56倍ズームカメラを搭載しています。
  • DJI Mavic 3 Thermal:Mavic3 Enterpriseの機能に赤外線カメラを搭載し、暗闇でもはっきりとした視界で撮影できます。
  • DJI Mavic 3 Multispectral:RGBカメラとマルチスペクトルカメラの2種類を搭載し、作物を詳細にスキャンして分析し、農業の生産を効率化します。

 

▼産業機モデルはこちらの記事もご参照ください

【業務用ドローン入門】最新産業機DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズを比較してみた

 

DJI RC-N1とDJI RC Proの違いは?

DJI Mavic 3シリーズはさまざまな機材構成で販売されています。

DJI RC ProはMavic 3シリーズ専用のデイスプレイ内蔵型の送信機で、Mavic 2のDJIスマート送信機の後継機になります。

DJI Mavic 3の標準的な送信機はDJI RC-1と呼ばれるスマートフォンを取り付けて使用するタイプですが、DJI RC Proはスマートフォンを取り付ける手間がなく、電源を入れたらすぐに撮影を開始できます。

スマートフォンのバッテリーを気にせず使用できるのも嬉しいポイントですね。

 

従来のスマート送信機と同様に画面が明るく、直射日光の下でもしっかりとカメラからの映像を確認することが出来るため、業務で使用すのであればDJI RC Proがおすすめです。

 

DJI Mavic 3のカメラ性能について

ミラーレス一眼などに採用されているセンサーと同等の4/3CMOSセンサーを搭載。大きなセンサーは5.1Kの高解像度で、朝日、夕日、花火やイルミネーションなど暗がりを美しく表現します。

また、4K120fpsでは、鳥の羽ばたきや風に揺れる草花など、普段肉眼で見る事が難しいスローな映像を4Kで撮影できます。

デュアルカメラシステムは、168cm(24mmの7倍)のレンズがサブレンズとして搭載され、4倍ズーム機能と合わせて28倍までズームができる凄いカメラです。

 

望遠カメラの特徴は?

望遠カメラは検索モードの時のみに使用が可能です。検索モードを有効にすると。カメラのズーム機能が7倍を超えて、自動で望遠カメラに切り替わります。

遠くにある被写体をズームで確認でき、被写体が動物でも驚かすことなく撮影できます。

 

内臓SSDからファイルを取り出す方法は?

同梱のDJI 10Gbps高速データ転送ケーブルを使用して機体をパソコンに接続します。使用しているストレージデバイスの書き込み速度が700MB/s以上であることを確認してから使用してくだい。

他のデータ転送ケーブルは高速転送に非対応であるため、ファイルの転送に時間がかかることがあるので、おすすめはしません。

 

映像伝送時のフレームレートを48/50/60fpsに設定する方法は?

どの解像度であっても録画時のフレームレートが30fps以上に設定されている場合、ライブ映像伝送時のフレームレートも、スマートフォンのデコード性能や伝送周波数によって、自動的に48/50/60fpsに切り替わります。

 

DJI Mavic 3の飛行性能・安全性について

Mavic 2シリーズと比較しても、機体の安定性が増し、安全システムも強化されました。プロフェッショナル向けのスペックをの備えながら、初心者にも扱いやすいモデルになっています。

 

前モデルMavic2と比べた全方向障害物検知システムの精度は?

Mavic 3はMavic2と比較して障害物に反応する速度が速くなりました。

魚眼レンズを使った6つのセンサーと広角レンズを使用した2つのセンサーを組み合わせ、十分な照度環境下では全方向の障害物を迅速に検知して回避します。

 

前モデルMavic2と比べて、ActiveTrack 5.0で何が変わったの?

ActiveTrack 5.0は最新の被写体認識技術を搭載し、複数のビジョンセンサーで被写体を認識し、他の物体と区別しながら被写体をフレーム内に捉え続けることができます。

操縦者はトラッキングする角度をスムーズに調整することができるので、自然な映像の撮影が可能に。

被写体の動きや回りの環境に迅速に対応できるので最適なトラッキングルートを事前に計画することができます。

 

前モデルMavic2と比べて、アドバンストRTHは何が変わったの? 

Mavic2の検知範囲が20mだったのに対して、DJI Mavic 3は、RTH中最大200m先の前方検知距離が可能です。

飛行中は高度な周囲検知テクノロジーを使って最も安全で効率のよい飛行ルートを決定し、RTHはそのルートで帰還します。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか。

Mavicシリーズの最高傑作のMavic3なら、誰でも簡単に素晴らしい映像が撮影できます。これまでMavic2しか使用したことがなかったという方も、ぜひ一度1度最新モデルをお試しいただければと思います。

使用方法やレンタルの流れについてご質問があれば、お問合せフォームからご相談ください。

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監修者

監修者の写真

森本 洸生(もりもと こうき)

株式会社 drone supply &control (ドローンエバンジェリスト)

<略歴>

中学生の時に国土交通省の全国包括申請許可取得し、鹿やイノシシによる農作物被害を守る害虫駆除のプロジェクトに参画するなど、若い世代のドローン第一人者。現在では様々なドローン事業に参画するなど多方面で活躍中。

<所有する資格>

  • DJI CAMPスペシャリスト
  • DJI CAMPインストラクター
  • DJI CAMP ENTERPRISEインストラクター
  • 無人航空従事者試験1級
  • CRPI公認指導員
  • 総飛行時間400時間以上
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