2022年秋、DJIは新製品Mavic3 Enterpriseシリーズを発表しました。
携帯性と業務効率性に優れた産業用ドローンということですが、一体どんな機能があり、またどんなラインナップとなっているのか?
また、今までの産業用ドローンとはどんな点が違うのか?など、いろいろと調べてみました。
本記事では従来のMavic3との比較や、従来のEnterpriseシリーズとの比較、おすすめの利用シーンなども挙げていきます。
DJI Mavic3 Enterpriseシリーズは2つ
DJI Mavic3 Enterpriseシリーズは、「Mavic 3E」と「Mavic 3T」の2機種が用意されています。
どちらも従来のMavic3のコンパクト性を保ち、飛行時間も約45分とその性能は大型産業機にひけをとらない設計となっているようです。
ですが、このMavic3EnterpriseシリーズのEとTの違い、一体どう違うのでしょうか?
Mavic 3Eは測量業務向け
Mavic3Eは、ぱっと見た感じだと従来のMavic3シリーズと同じような見た目をしています。
Mavic3Tと違う点は、Eはメカニカルシャッターを備えており、測量用となっているようです。cm単位の正確な即位が可能なRTKモジュールも搭載しており、スムーズな測量業務が可能となります。
Mavic3Tはサーマルカメラ機能搭載
Mavic3T はカメラ部分が3種類のカメラレンズが備わっており、それぞれ望遠カメラ、広角カメラ、サーマルカメラの3種類が統合されています。
サーマルカメラが機体自体に既に備わっているので、大型機体のようにカメラを装着する手間がなく、緊急を要する消防活動や救助活動にも迅速に対応できます。
もちろん点検や夜間業務などのあらゆるニーズにも対応可能です。
また、Mavic 3Tのサーマルカメラと望遠カメラは同時画面分割ズーム機能を搭載し、28倍の連続デジタルズームに対応しているため、プロポ上で簡単に比較ができます。
Mavic3 Enterpriseシリーズは携帯性に優れている
Mavic3 Enterpriseは、従来のMavic3シリーズとEnterpriseシリーズの良い点を受け継いでいるので、最大飛行時間45分、全方向障害物検知付き、また、4本のアームを取り出すだけですぐに飛行ができ、更にはバッテリーステーションもないので余計な荷物に疲弊することもありません。
してプロポは、コンパクトな産業機でありながら、DJI Pilot2アプリを搭載しています。
業務用の飛行インターフェースを大幅に改善し、業務の効率性や安全性が向上しています。
またテキスト読み上げ機能に対応しただいマイクが内蔵されており、救難活動などで重要な大音量拡声機能で救助者の注意をひくことも可能です。
DJI Mavic3 Enterpriseシリーズはとにかく便利で即効性が素晴らしい
いかがでしたでしょうか?
Mavic3 Enterpriseシリーズはそのコンパクト性に優れ、また煩わしい組み立てや重いバッテリーの持ち運びをする必要がなく、そしてカメラに既にあらゆる機能がついているため、即座に業務に取り掛かることができます。
Mavic3シリーズの大きさのまま持ち運べることはかなり業務効率化がすすみ嬉しいですね。
Drosatsu!!でも順次Mavic3 Enterpriseシリーズを取り扱ってまいりますのでお楽しみに!