【2025年版】初心者・空撮・業務別|DJIドローンおすすめモデル徹底比較

DJIは世界で最も信頼されるドローンブランドのひとつ。

性能の高さや安定した飛行品質から、映像制作・測量・点検など幅広い分野で活用されています。

ただし「DJIドローン」とひと口に言っても、初心者向けの小型モデルからプロ仕様の高性能機までさまざま。

本記事では、2025年におすすめできるDJIドローンを目的別に紹介しながら、選び方のポイントもわかりやすく解説します。

記事内では、DJI正規ディーラーとして販売・講習・撮影サポートを行う「ドロサツ!!」の知見も交えています。

 

DJIドローンが選ばれる理由

世界のドローン市場で圧倒的なシェアを誇るDJI。なぜこれほどまでに多くのユーザーに支持されているのでしょうか。

 

1. 安定した飛行性能と安全性

DJIの最大の強みは、GPSやビジョンセンサーを組み合わせた高い飛行安定性です。

特に「障害物検知」や「自動帰還(RTH)」など、安全機能が充実しており、初心者でも安心して操作できます。

 

2. カメラ技術の高さ

DJIは映像制作会社やテレビ局でも採用されるほど、カメラ性能に定評があります。

4K〜5.1Kの高解像度撮影、HDR、10-bitカラー対応など、業務レベルの画質をコンパクトな機体で実現しています。

 

3. 幅広いラインナップ

軽量コンパクトな「Miniシリーズ」から、産業点検用の「Matriceシリーズ」まで、目的に応じて最適なモデルを選べるのもDJIの魅力。

用途に合わせたラインナップの豊富さが、プロから一般ユーザーまで支持される理由です。

 

DJIドローンおすすめモデル【2025年最新版】

ここからは、目的別におすすめできるDJIドローンを紹介します。

 

初心者におすすめ|DJI Mini 5 Pro

DJI Mini 5 Proは、初めてドローンを購入する方に最もおすすめのモデルです。

249gという軽量設計ながら、全方向障害物検知と4K/120fps撮影を実現。比較的シンプルで扱いやすく、旅行や趣味の空撮にも最適です。

 

Mini 5 Proの主な特徴

  • 重量:249.9g
  • カメラ:1インチCMOS、有効画素数50 MP
  • 最大飛行時間:52分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)
  • 特徴:前向きLiDARと機体底部にある赤外線センサーで補完された全方向デュアルビジョンシステム

初心者でも簡単にプロのような映像を撮影できるバランスモデルです。

 

空撮映像クリエイターにおすすめ|DJI Air 3S

Air 3Sは、画質と飛行性能の両立を求める中級〜上級者に人気。

デュアルカメラ搭載により、広角と望遠の切り替えが可能で、構図の自由度が大きく広がります。

長時間飛行にも耐える設計で、商業映像やウェディング空撮にも人気です。

 

Air 3Sの主な特徴

  • カメラ:デュアルカメラ(広角+望遠)
  • 最大飛行時間:約45分
  • 画質:広角カメラ-1インチCMOS、有効画素数50 MP・中望遠カメラ-1/1.3インチCMOS、有効画素数48 MP
  • デジタルズーム:広角カメラ-1~2.29倍・中望遠カメラ-3~9倍

 

業務・点検・測量におすすめ|DJI Matrice 4シリーズ

企業・自治体でのインフラ点検、測量、公共安全用途において、最新の知能化・多センサー融合性能を持つドローンを求めるなら、DJI Matrice 4シリーズ が非常に有力な選択肢です。

コンパクト設計ながら、複数のセンサーを備えており高度な飛行・検知能力を実現しています。

 

Matrice 4シリーズの主要モデルと用途

Matrice 4 シリーズには主に Matrice 4T と Matrice 4E の2機種があり、それぞれ得意分野があります。 
DJI

  • Matrice 4T:電力インフラ、公共安全、災害対策、森林保全などの用途に向く
  • Matrice 4E:測量、地理空間データ取得、建設・鉱業現場向けの地図・点群取得用途に特化

このように、業務用途に応じて最適な機体を選べる柔軟性があります。

 

Matrice 4シリーズの主な特徴

以下は、Matrice 4シリーズが持つ代表的な機能・スペックです。

  • 複数センサー統合型設計:レーザー測距器(LiDAR 等)や高分解能カメラ、赤外線センサーなどを統合できるモジュラ構成
  • スマート検出・測定機能:現場での対象物検知、距離測定、3Dマッピング支援などを自動的に処理
  • 強化された検知能力:周囲の環境を高精度にセンシングできる能力が改良されており、安全性・信頼性が向上
  • コンパクト設計:かつての大型業務機と比べて携行性にも配慮された設計
  • 産業用途対応:測量・点検・インフラ管理など、さまざまな業務分野との親和性を意識した仕様設計

 

適している用途・選定の観点

  • インフラ点検・公共安全:電柱・送電線・橋梁・構造物などを対象に、Matrice 4T のレーザー測距・マルチセンサー機能を活かして、高精度な点検データを取得
  • 測量・地形計測・土木現場:Matrice 4E が持つ測量用途特化機能を使って、地形マッピングや3Dモデル作成、点群データ取得などを効率よく実行
  • 複合ミッション:例えば、災害対応現場で、可視光・赤外線・LiDAR を組み合わせて被害範囲調査を行うような複合ミッションにも対応可能

 

導入時の注意・考慮点

  • コストと運用性:産業用ドローンは、高性能ゆえに価格帯・維持コストも高くなります。用途と予算のバランスを検討することが重要です。
  • カメラ選定と互換性:Matrice 4シリーズは、カメラのカスタマイズができません。搭載されているカメラを用途に合わせて選択する必要があります。モジュールの互換性や将来拡張性も見ておきましょう。
  • データ処理・解析連携:取得した撮影データ・点群データを後処理・解析する体制(ソフトウェア・ワークフロー)を整備しておくことが、現場利活用には不可欠です。ドローン本体の他に何を揃える必要があるのか、またトータルコストの確認も重要です。

このように、Matrice 4シリーズは、従来の業務用途機を高度に洗練させた次世代型機体といえます。

「点検・測量・公共安全」など高精度・高信頼性を求められる業務用途において、最先端技術を活用した運用を可能にします。

 

DJIドローンの選び方のポイント

「どのモデルが自分に合っているのかわからない」という声は多くあります。

ここでは、選定時に重視すべきポイントを整理します。

 

1. 用途を明確にする

旅行や趣味の撮影なら「Miniシリーズ」、クオリティの高い映像制作なら「Airシリーズ」、業務利用なら「Mavic 3 Enterpriseシリーズ」や「Matriceシリーズ」などが向いています。

幅広い用途で活用するなら、カメラカスタマイズ可能なモデルがお勧めですが、オーバースペックだと勿体ないことになってしまいます。

 

2. 法規制・免許制度への理解

ドローンの飛行には、航空法や認定制度の理解が欠かせません。

2025年現在、機体登録の義務や国家ライセンス制度(二等・一等資格)が本格運用されています。講習を受けて正しく運用することで、安全性と信頼性が格段に高まります。

今後どのようにドローンを活用していくのかによって、導入と同時に資格取得を目指していくのもお勧めです。

 

3. アフターサポート・正規販売店の重要性

高性能なドローンほど、メンテナンスや修理体制の充実が重要です。

DJI正規ディーラーから購入すれば、メーカー保証や修理サポートも安心。

価格だけでなく、正しいサポート体制を重視することが、長く使うためのポイントです。

 

購入・講習・撮影までをトータルサポートする「ドロサツ!!」

ドローンを安全に・楽しく・効果的に活用するには、単に「買う」だけでなく、飛ばすための知識・法律・撮影技術をトータルで理解することが大切です。

ドロサツ!!は、DJI正規ディーラーとして販売だけでなく、講習・撮影サポート・レンタルなどドローン活用を総合的に支援しています。

もともとレンタル事業からスタートした実績をもとに、初心者への導入支援や企業向けの機材提供など、ドローンの「導入から活用まで」をサポートしています。

 

まとめ|DJIドローンは“目的に合わせて選ぶ”のが成功のカギ

DJIドローンは、どのモデルも高性能ですが、重要なのは「自分の目的に合ったモデルを選ぶこと」。

また購入後も安心して運用するためには、正規ディーラーでの購入・講習受講・適切なサポート体制が欠かせません。

これからドローンを始めたい方は、ぜひ一度正規ディーラーのドロサツ!!へご相談ください。

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